中身のない人間になりたくないみたいな気持ちがきっと昔からずっとあった。これくらいの本はきっと大人の誰もが読んでいて、読んでいない自分はダメな人間で、だから本を読まないといけない。みたいな感じで生きてきた。
世の中は誰もが偉いわけじゃなくて、何も考えず、何も知ろうとせず生きている人が多いことに気付いた時の失望感は大きかったけれど、でもそれが歩みを止めていい理由にはならないよなあとか思う。
がんばらないと、がんばらないと。何を? 色々と。わからないことが多いし、自分の思考の幅の狭さに嘆くことに多い日々を脱したい。
自分がすごいなあと思えた人たちに、君は普通の枠組みでそのまま生きていくこともできるのだと思うけど、私はもっとがんばって凄い人になってほしいと思うし、君ならなれるよ。ってよく言われた。
自分が特別な感じがして気持ちが悪いのだけれど、何もがんばらないうちは何も変わってないんだよ、変わらないんだよってことは覚えておかないといけない。
良い現実が欲しい、良い感受を持ちたい。気力がない。