はなのかんばせ

だいがくいんせいのらくがきのーと

悩め

 くだらないことで悩め。どうでもいいことで死ぬほど悩んでくれ。へらへらして辛いとかいうのをやめてくれ。もっと自分一人で地に足つけて、ひたすら悩んで欲しい。そういう人にこそ魅力を感じるし、そういう人になりたいと自分が思うから。

 怠惰な日々を過ごすこと自体を否定するわけじゃない。停滞も進歩の一つだと教えられたというか学んだことがあるし、きっとそれも正しさの一部なんだと思う。群れて停滞することに憧れを抱いていた自分は確かにあって、そういうことが下賤だと思っていても、下賤な輪にすら入れない自分が嫌で。入らないんでいいんだよ、君は君のままでいいんだよってもっと早く言ってくれる人がいたらよかったのに。周りにそこまで僕の人を見てくれる人が一人もいなかったし、こうやって自分の醜さを他人のせいにしたいところも醜いと感じるしどうしようもない。

 お互いに高め合える関係の人と友達になりなさいなんて、どこかの意識高い系みたいな感じがするので好きじゃない。居心地の良い人といればいいじゃない、と自分は他人に言ってあげたい。自分には言えないけれど。新しさがない人間関係は、時とともに磨耗して飽きをうむから。人間関係にも鮮度がある。大抵のものは鮮度がなくなったら腐るし捨てないといけないけれど、稀に鮮度がなくなることで美味しくなるものもある。そういったものに魅力を感じて、結婚とかする人がいるんだろうな。うちは家庭環境的に結婚が良いものだなんてかけらも思えないのだけれど。そこは当人同士の問題だし。

 こういう友達が欲しい、こういう人間と知り合いたいと願え。そうすれば、そういった人たちと知り合えるからと才媛に言われたので、まあそんなもんかと思う日々。僕は今人生で一番周りの人間に恵まれていると思うので楽しい。友人と駄弁ったり昼を一緒に取ったり、飲み明かしたりするのって何か《普通》って感じがするし。

 倉橋由美子に毒されたので、今日はここまでにしておく。雑記は正直自分でも何書いてるかわからん。