はなのかんばせ

だいがくいんせいのらくがきのーと

言葉

 言葉は現実や事象を矮小化するし、文字を読んだり言葉を通じて知れることなんてどこまでいっても表面的なことなんじゃないかなって最近よく考える。

 仮にも文学研究に片足突っ込もうとしているような人間が言うことではないのかもしれませんが……。

 私たちは言葉を尽くすことで、自分を表現した気になるし、相手をわかった気になることが多い。でもさ、そういうことに限界を感じる人っていると思うんだよね。たぶん、そういった人たちが映画を作ったり、絵を描いたりしたんじゃないかなって思う。違うだろうけど。

 言葉を相手に対して使うのは、伝えたいことがあるからで。でも、実際、どれくらい相手に伝わるのかなんてわからない。自分が伝えたいと考えたことさえ、言語化することで自分の思考とは関係なしに矮小化してしまう。堂々巡り。結局、僕らは確立された自己すら曖昧な存在だと理解しないとダメなんだよ。

 何に価値を置くかは人それぞれだけれど、帰属意識に存在の価値を置くのはダメだよなあっていう自戒的な話でした。

 

 小説が上手く書けないです。最近。スタイリッシュでなんでも知ってて、細かいことに気がついて、僕のことを気にかけてくれるような女の子にアドバイスを貰えたらなあとか考えてる。